ドメインとは

弊社のホームページにも、たまに登場する「ドメイン」という単語。
聞いたことはあるけど、正確に説明するのは難しいかもしれません。
ホームページを所有するのに、ドメインはどうしても必要な知識なので、分かりやすく解説します。

ドメインのざっくりした解説

ブラウザーに「http://www.example.com」などと入力するとホームページが表示されます。
example.comの部分をドメインと呼びます。
ちなみに、http://www.example.comの部分はURLと呼びます。

ホームページを持つ人が勝手にURLを決めると困ったことになります。
例えば、弊社がhttp://www.google.co.jp/kokushimusou-homepageというURLを勝手に使うと、Googleなのかコクシ・ムソーなのかよく分からなくなります。

そこで、URLに使える最初の部分(ドメイン)は登録制にして独占的に使えるようにするというルールがあります。
Googleはgoogle.co.jpを独占的に使えるという登録をしているので、http://www.google.co.jp/homepageやhttp://www.google.co.jp/mailなどを利用することができます。

弊社もhttps://kokusi-musou.co.jpを独占的に使用するために、kokusi-musou.co.jpというドメインを取得しています。
貴社がホームページを所有する際にも、ドメインの登録が必要になります。

無料ブログではドメインを持てない

アメブロやライブドアブログなど無料ブログを使ってホームページを運用すると、ドメインを持てません。

アメブロの場合は、
https://ameblo.jp/zibun-blog
のように、ameblo.jpというドメインを使ったURLが使えるだけです。

自社の大切な資産になるホームページを他社のドメインで運用するのはリスクがあります。
短期的にホームページを運用する予定ならいいのですが、1年以上運用する予定ならドメインを取得することをオススメします。

ドメインの利用・登録方法

ドメインを利用するには、ムームードメインやValuedomainなどのドメイン登録業者を使い、任意のドメインを登録します。
ドメインを登録した時点で、ドメインを独占的に利用できます。

しかし、ドメインの登録は早い者勝ちです。
このドメインを使いたい!と決めても、すでに他者がドメインを登録している場合は利用できません。
他のドメインを考える必要があります。

無事、ドメインを取得できたら、ドメインとホームページを関連付ける必要があります。
この辺りは技術的な話なので割愛します。
弊社のホームページ作成サービスでは、ドメインの取得とホームページの関連付けもプランに含まれますので、ご安心ください。

ドメインはメールアドレスにも使われている

ドメインはURLだけでなく、メールアドレスにも使われています。
example.comというドメインを取得すれば、mail@example.comやsupport@example.comnなどのメールアドレスを自由に利用できます。
(@よりも左の部分を好きなように設定できます)

ホームページからのお問い合わせには、同じドメインのメールアドレスから返信するのが一般的です。
メールアドレスを使えるようにするのも設定が必要ですが、弊社ではメールアドレスの取得も承っております。

.comや.netの意味は?

ドメインには、example.comやexample.net、example.bizなど、.〇〇の種類が無数にあります。
本来、.comや.netには意味がありました。
例えば、.comは企業。.netはネットワーク。.bizはビジネス。等です。

しかし、最近では意味も薄れており、学生サークルのホームページが.comを使っていることも珍しくありません。

ホームページやドメインと言えば「.com」という印象が強いので、.comのご利用をオススメしています。

ちなみに、example.comとexample.netは違うものです。
http://example.comとhttp://example.netでは違うホームページが表示されますよね。

この違いを利用して、取得したいドメインに似たドメインを使う方法があります。
例えば、homepage-sakusei.comを取得しようとしたけど、すでに使われているドメインでした。
もし、homepage-sakusei.netが利用されていなければ、こちらのドメインを取得することができます。

弊社もkokushi-musou.comというドメインを利用したかったのですが、よさこい踊りのチーム国士舞双が既に取得していました。
なので、他のドメインを取る必要があり、kokusi-musou.co.jpを取得しました。

弊社でお取り扱い可能なドメインは以下の4種類です。

  • .com
  • .net
  • .biz
  • .info

オススメのドメイン決定方法

最後に、ドメインの決め方を紹介します。

良いドメインの条件は3つあります。

  • 意味が分かる
  • 長すぎない
  • 普遍的

ドメインはホームページのURLやメールアドレスに使います。
名刺やチラシに記載することもあります。

全く意味の無い文字列では、ちょっと格好悪いですよね。
完全にランダムな文字列だと不信感も感じます。
http://982q893rg9rv9.comとかは怪しいですよね。
ローマ字読みや英単語で構成されているドメインが良いです。

また、ドメインが長すぎるのも恰好悪いです。
名刺やチラシの見栄えも悪くなります。
出来るだけシンプルなドメインを目指しましょう。

最後に普遍性も大切です。
電話番号や地名をドメインに含める方もいますが、それは10年先も変わらないでしょうか?
電話番号が変更される、本店が移転する、それらの可能性はありませんか?
ドメインを変えるのは今まで築いてきた資産をリセットするイメージです。
できるだけ変わらない情報でドメインを決めましょう。

ドメインに利用できる文字

ドメインに使える文字にはルールがあります。

・使える文字はアルファベット、数字、-(ハイフン)
・3~63文字
・-(ハイフン)は最初と最後に使えません

ドメインの決め方例

高橋商店のホームページを例にドメインの決め方を紹介します。

店舗名から
takahashi.com
が一番無難です。

実際に取得可能かこちらから確認できます。
takahashi.comのtakahashiの部分だけ入力して検索をクリックします。
取得可能か表示されます。

残念ながら、takahashi.com、takahashi.net、takahashi.biz、takahashi.infoのどれも取得できません。

takahashiをtakahasiに変える方法もあります。
これは、hukudaをfukudaにするなど、ローマ字読みの揺らぎを使うと解決することがあります。

もしくは、takahashi.comではなく、takahashi-shouten.comにする方法もあります。
takahashi-shoutenを入力して再度確認してみましょう。

takahashi-shouten.com、takahashi-shouten.netは取得不可ですが、
takahashi-shouten.biz、takahashi-shouten.infoは取得できます。
.bizか.infoにするのもありです。

別の方法で、主な取扱商品を含める方法があります。
例えば、高橋商店が豆腐屋さんだったら、takahashi-touhu.comもいいですね。
(取扱い商品が数年間変わらないことが前提です)

takahashi-touhuで調べてみましょう。

.com、.net、.biz、.infoのいずれも取得可能です。

もう一つオススメの方法を紹介します。
オススメは後ろに-japanをつける方法です。

試しに、takahashi-japanで調べてみましょう。

こちらも、.com、.net、.biz、.infoのいずれも取得可能です。

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