企業のコンセプトについてはあまり読まれないと思ってます。
このページを読んでくれる方はどんな人かと考えました。
どんな意気込みでホームページを作っているのか気にして頂いている弊社に友好的な方。
ありがとうございます。
もしくは、
何かしら疑いを持って弊社の粗探しをしたい弊社に敵対的な方。
何か気に障ることをしていたら、ごめんなさい。
対処できることはしたいので、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
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友好的か敵対的かは分かりませんが、弊社に興味を持ってくれてる方が本ページを閲覧して頂いてることに間違いはなさそうです。
せっかくなので、形式ばった内容は抜きにして、弊社の本音(とホームページ業界の闇)を腹を割って話したいと思います。
本当に腹を割って話します!弊社の利益率も丸出しです。
弊社がホームページ制作を扱う経緯
申し遅れましたが、私は株式会社コクシ・ムソー(以下、弊社)の代表取締役をしています。高橋僚介と申します。
まずは、私の自己紹介を簡単にさせて頂きます。
コクシ・ムソー設立までの経緯
私は大手IT企業で技術者として入社、通信系ソリューションのマーケティング部門へ異動。
ホームページやSEO関連についての経験をしたく、個人向けソフトウェア販売の会社でWEBマーケティングを経験しました。
パソコン(とくにホームページ)に詳しい人だと思って下さい。
その後、利益追求体質の社長や上層部に疑問を抱き独立。
個人事業主として、アフィリエイトとWEB集客コンサルタントの修業を積みました。
アフィリエイトについて、ご存じない方もいると思います。
簡単に説明しますと、インターネットで購入できる商品について、自作のホームページで宣伝をする仕事です。
例えば、「青汁オススメ」などで検索をすると何十種類もの青汁を試したレビューサイトやブログが出てきます。
そのホームページを見た人が青汁を購入するとホームページを持っている人に広告収入が入ります。
アフィリエイトは大手企業も参入しているライバルの多い市場です。
大変なこともありましたが(大変なことだらけでしたが)、如何にWEB集客をして自分のホームぺージに人を集めるか試行錯誤した経験は非常に貴重なものでした。
また、WEB集客が弱いと感じる企業のコンサルタントとしても指名して頂き、おかげさまで業績も良く、2016年5月13日に株式会社コクシ・ムソーとして法人化いたしました。
法人化から2年の間は今までのアフィリエイトとWEBコンサルタントを経営の主軸としていたましたが、ここで転機が訪れます。
ホームぺージ業界の闇
ホームぺージ業界の集まりで、ある健康食品メーカーの担当者から悲惨な話を聞きました。
そのメーカーは業績がよく、さらなる売上拡大のためにホームぺージの作成を大手企業に依頼しました。
かなりの大企業です。誰もが名前を聞いたことがあるほどです。
既に契約は済んでいたのですが、見積書を見せてもらいました。
ホームぺージ作るだけで200万円!
高いです。はっきり言って高すぎます!
驚きました!
でも、ホームぺージはきっと質が高くて、200万円なんてすぐに回収できる作りなのかもしれない。
納品されたホームページを見せてもらいました。
しょぼいです!はっきり言ってしょぼすぎます!
驚きました!
こんなの制作会社の利益を考えても50万円でも高いくらいのクオリティです。
担当者は「でも、大企業だからサポート付きで安心なんだよね」と言っていました。
後日、その担当者さんからホームページの相談を受けました。
「夏季休業の案内を追加したいけど、どうしたらいいか?」と。
私が作ったホームページではないので、詳しいことは分かりません。
「ホームページを作った会社のサポートに問い合わせをするのが、一番確実です」とアドバイスしたのですが、
しかし「サポートは9時~5時までで、その時間は自分の業務が忙しい。時間を見つけて電話しても、繋がらない」と嘆いていました。
一応、ホームページを確認してみると、自分では更新できない仕組みでした。
夏季休業のページを追加するには、サポートに問い合わせるしかありません。
「なんとか時間をとってサポートに連絡します」と担当者は疲れた顔でした。
ちゃんとホームページの更新ができたのか気になったので、担当者に聞いてみました。
「更新はできたけど、1ページ直すだけで5万円もするんですよ。これから、更新のたびに費用が発生するのは厳しい」と後悔しているようでした。
新商品の紹介、臨時休業の案内、イベントやキャンペーン情報。
ホームページの更新は結構あります。
そのたびに5万円も払うのは、業績の良い企業でも大変でしょう。
私がこの話を聞いて感じた率直な感想を言いますね。
「ホームページって儲かるんだな!」です。
ホームページの作成は知識のある人間がやれば、数日で終わります。
それで、200万円です。
さらに、ページの追加も1日あればできます。
それで、毎回5万円です。
今までの事業よりも、ホームページ制作の方が儲かるじゃん!と思いました。
自分の力量を知り、恥を覚える
ホームページ制作に着手しようと構想を練っていたころ、以前いた会社の上司と話す機会がありました。
その場で、ホームページ制作をやろうと思う。一件200万円くらいの売上が見込めると話しました。
上司は話を全て聞いてから口を開きました。
「一般の人はホームページを作る機会なんてないから、200万円って言われたら払っちゃうんでしょうね。でも、高橋さんはずっとITの仕事してるから、気づいてないだろうけど、高橋さんのスキルにはお金を払う価値があるんだよ」
と言ってくれました。私は俄然ホームページ製作にやる気がでました。
しかし、その後に言われた上司の言葉で私の考えは変わりました。
今でも、上司の言葉は忘れられません。
「でも、高橋さんがうちの会社辞めた理由覚えてる?」
頬を思いきりガツンと殴られたような衝撃を受けました。
そうです。4年前に会社を辞めて独立した理由。
私は経営者の利益追求体質が嫌で辞めたはずです。自分が経営者として4年間過ごしただけで、自分も彼らと同じお客様目線を忘れていたことが恥ずかしくなりました。
その場では返す言葉が見つからず、結局「よく考えてみます」としか言えませんでした。
弊社がお約束すること
その後、「よく考えてみます」という言葉の通りよく考えてみました。
自分では気づかないうちに価値を提供できるスキルが身についていたこと。
それを200万円で売っている企業がいること。
お客様を裏切る行為が嫌で会社を辞めたときのこと。
ホームページ制作なんてやらないで、今までの事業だけで会社を経営する選択も考えました。
それでも、上司の「高橋さんのスキルにはお金を払う価値あるんだよ」という言葉に背中を押されました。
きっと、ホームページを持ちたいけれど、どうやっていいか分からないと困っている人がいるはず。
自分の培ってきたスキルでホームページを提供したい!と決意しました。
弊社がホームページ制作事業に着手した瞬間です。
色々と考えた中で、弊社が提供するホームページにはいくつか約束を設けることにしました。
弊社が提供するホームページに関するお約束は以下の3つです。
- 作成するホームぺージは事前に十分説明する
- 適正価格で提供する
- 弊社が無理をしない
1.作成するホームぺージは事前に十分説明する
ホームページは手で触れられません。
納品されるまで、どんなものが出来るか分からない。
これでは、お客様も不安でしょう。
どんなに文字で説明されても、価格やキャンペーンを強調されても、実物を見ないと正しい判断はできません。
弊社が提供するホームページは全てにデモページを用意しています。
お申込み前に、十分にイメージをしていただくためです。
また、お客様の作業と弊社の作業を明確化します。
納品後もお客様にホームページを確認して頂き、納得して頂けるまで修正いたします。
アフターフォローも含めて「こんなはずじゃなかった」の撤廃を目指しています。
2.適正価格で提供する
価格については悩みました。
正直なお話をすると、お客様も大事ですが弊社も大事です。
一度は利益を度外視してホームページを提供することも考えました。
しかし価格を下げ過ぎて、弊社の利益が出ないのも困りものです。
また、激安にこだわるあまり、納品するホームページの質を下げても意味がありません。
いくら安くても不十分なホームページを納品されて、喜ぶ人がいるでしょうか。
価格を決定するにあたり、ビジネスの原点に立ち戻りました。
”適正価格”
お客様と弊社が十分に納得できる価格で提供することをお約束します。
どうしたらお客様が納得できる価格になるのか?
ホームページ制作の原価と利益を正直にお話するべきだと考えました。
ホームページには材料費がかかりません。
ドメイン取得代やサーバー代などはかかりますが、ほとんどが人件費と広告宣伝費です。
ホームページの質にもよりますが、ある程度のものなら1週間(5営業日=40時間)程度でホームページは作れます。
弊社従業員の人件費を時間1,500円としても、ホームページの原価は60,000円ちょっと。(ドメイン取得代やサーバー代があるので)
広告宣伝費は売り上げの3割程度になるよう努力しております。
そして、弊社の利益ですが、利益率のいいIT企業は約3割が利益。低い所だと1割程度です。
弊社は低い所に合わせて1割の利益が出るようにご提供したいと考えます。
X=ホームページの値段とすると、以下の式が成り立ちます。
(60,000+0.1X) × 1.3 = X
方程式を解くとX=約90,000円となります。
ホームページは少なくとも2年はご利用頂きたいと考えております。
1年間では、十分な効果を感じられないことがあるからです。
そこで、2年間でお客様がお支払いされる費用が約90,000円になるように価格を設定いたしました。
1年半で契約を解除されると弊社が赤字になります。
長期的にご満足頂けるホームページの提供を本気で考えていることが伝われば幸いです。
ホームページ製作には3つのコースをご用意しております。
もっとも導入のしやすいエコプランは上記の考えから、29,800円(税別)でご提供しております。
別途、維持管理費用が月額2,980円(税別)となりますが、2年間ご利用頂いても約9万円程度です。
※ホームページの質を落とさないために、毎月の注文数に制限を設けています。
繁忙の際は、注文をストップすることがございます。予めご了承ください。
3.弊社が無理をしない
あまり価格構成を公開する企業はないと思います。
とくにホームページを200万円で売りたい会社は価格構成は絶対に教えたくないはずです。
「おまえ、そんなに利益取ってるのか」と言われたくないからです。
弊社の利益1割という数字は適正なのでしょうか?
経営者の方からすれば「1割でも取り過ぎでしょ」と思われるかもしれません。
弊社が1割の利益を妥当と考える根拠はいくつかあります。
お客様と長いお付き合いを考えているため、短期的には低い利益でも弊社は十分です。
しかし、利益を抑え過ぎるとるとどうしても人件費にしわ寄せがいってしまいます。
利益率の低いIT企業がブラック企業になるという話は珍しくありません。
弊社は長期的にお客様に貢献するため、従業員が長期間働ける環境を整えたいと考えています。
上記の理由から、弊社の見込み利益1割は妥当と判断しています、
もしも「お前の利益は知らない。とにかく安く作れ!」というお客様がいらっしゃれば、弊社とのお取引はご遠慮させていただきます。
どちらかが無理をする関係は、ビジネスに限らず長続きしません。
お客様も弊社も納得できる、長期的なお付き合いを切望しております。
逆に、お客様が無理をしていると感じる際は、遠慮なくおっしゃってください。
改善できることは致しますし、難しい場合はお取引をスムーズに中止できるように手配いたします。
コンセプトを一回まとめます
長くなったので、弊社のコンセプトをまとめます。
弊社のコンセプトは簡単に言えば「お客様が満足できるホームページを適正価格で提供します」です。
それを長々と説明するのも、一つの才能だとご理解いただければ幸いです。
最後に弊社の名前について
株式会社コクシ・ムソー。
分かる方には分かる変な名前です。
国士無双(こくしむそう)をご存知ですか?
北海道の高砂酒造が作る純米酒で米のコクと旨味が特徴のほどよい辛口の日本酒でもあるのですが、弊社とは一切関係がございません。
国士無双とは麻雀の役の名前です。
役満という一番点数が高い役の1つです。
「国士」とは国の中で優れた人。「無双」は並ぶものがいない状態。
中国前漢時代の韓信の才能を例えた史記に出てくる言葉です。(出典:Wikipedia)
つまり国士無双とは「国に二人といないほどの優れた人材」という意味。
私は従業員として2社経験。
その後、経営者として仕事に取り組んできましたが、人の大切さを痛感することが多々ありました。
ヒト・モノ・カネで一番大事なのはヒトだと考えます。
優秀な人材を集め、多くのお客様に貢献したい。
そんな思いがコクシ・ムソーにはあります。
また、国士無双とは普段使われない牌だけを集めてできる役です。
引きこもりやうつ病、対人恐怖症など、社会的弱者でも立派に仕事ができる人は沢山います。
普段は注目されない人でも集まって社会に貢献したいという意味もあります。
一般的な労働環境での活躍が難しい方も積極的に採用しております。
ご興味のある方は採用情報をご覧ください。
最後に、株式会社国士無双ではなく、株式会社コクシ・ムソーとカタカナ表記の理由です。
これは画数です。13画は優秀な人材に恵まれるという占いの結果があり、私の目指す企業の姿と合致したためです。
13を大事にするコクシ・ムソー
13という数字を弊社は大事にしています。
コーポレートカラーという言葉がありますが、弊社は色ではなく、数字を大切にします。
コーポレートナンバーです。
「コクシ・ムソー」の画数は13画です。
また、麻雀では国士無双は13種類の牌を使います。麻雀でもっとも多様な種類の牌を使う役です。
弊社のロゴは國(国の旧字体)を元にしています。
エリアが13個に分かれているんですよ。
そして、設立日は2016年5月13日。
13日の金曜日で仏滅です。笑
国士無双は普段使われない牌だけを集めて作る役なので、狙うとき最初は最悪の状態です。
しかし、辛抱強く国士無双を狙うことで最高の役満に仕上がります。
設立の日は縁起が最高に悪いですが、一つ一つの仕事を丁寧に続け、お客様にも従業員にも最高の企業になれるよう精進いたします。
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